タイランドエリートビザ取得者が後悔しないための5つのポイント
タイ移住にあたり、タイランドエリートビザの申請をお考えのあなたへ、タイランドエリートビザの取得を後悔しないための5つのポイントを解説します。
タイランドエリートビザに限らず、タイ移住を検討している人にとっても、知っておいていただきたい内容になりますので、ぜひ最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。
タイ移住を後悔しないための5つのポイント
タイランドエリートビザ取得者がタイ移住を後悔しないためには、以下の5つのことが大切です。
- リサーチを怠らない
- 移住費用と予算計画
- ビザの期間とその後
- 特典とサービスをフル活用
- 継続的な情報収集とコミュニティ
それでは1つずつ詳しく解説していきましょう。
リサーチを怠らない
まず1つ目のリサーチを怠らないについて。これはタイランドエリートビザや他のビザ、他国の長期滞在ビザについてのリサーチということです。
他のビザとの比較研究
リタイアメントビザや観光ビザとの違いをしっかり理解することが大切です。この2つのビザとの比較については、以下の記事で詳しく解説していますので、一度目を通していただける嬉しいです。
タイランドエリートビザと観光ビザを比較してみた
タイランドエリートビザとリタイアメントビザを比較してみた
タイランドエリートには何が含まれていて、何が含まれていないのか
タイランドエリートには、2023年9月15日までは7種類、9月16日以降は4種類のメンバーシップがあります。
医療保険が含まれているものもあれば、ゴルフやスパが無料になるものもあり、メンバーシップによって特典が大きく異なるのです。
滞在期間だけでなく、それぞれどんな特典があるのかリサーチし、不明なことがあれば、当サイトを運営するタイランドエリートインフォメーションセンターにご連絡ください。
リサーチの方法
当サイトはもちろん、実際にビザを利用している人々のブログやSNS、YouTubeも参考になります。特にX(旧Twitter)やYouTubeで、「タイランドエリート」と検索すれば、たくさんの情報が見つけられるはずです。
移住費用と生活の予算計画
海外移住にあたっては、移住費用とその後の生活費の予算計画が言うまでもなく大切です。特にこの1年で見ると、タイは円安とインフレの影響で生活費が高騰しています。
インフレはどうしようもありませんが、為替については、資産の一部を円ではなくドルやバーツで所有することである程度の対策は可能です。
予算計画を立てる際は円安やインフレを加味することを忘れないようにしてください。
また本格的に移住する前に一度1ヶ月ほど滞在し、物価調査をしておくといいでしょう。
高額な医療費
タイランドエリートビザもメンバーシップの種類によっては、入会金のほかに年会費がかかるものもあります。ご自身のメンバーシップは年会費が必要かどうか、必ず確認しておきましょう。
また、医療費も忘れてはならないコストです。タイは日本より医療費が高く、日本人御用達の一流病院では、風邪で診察を受けるだけでも1〜2万円程度の費用がかかります。
当然、医療保険に加入するべきなのですが、タイの医療保険の場合、40歳以上であれば年間20万円程度のものには加入したほうがいいでしょう。
ビザの期間とその後
タイランドエリートビザの期間は5〜20年。ご自身の人生設計に合わせて、申請するタイミングや滞在期間を慎重に検討する必要があります。
たとえば、5年のビザを取得したものの、ご両親の介護が必要になり、日本に戻ることになってしまった、というケースもあるでしょう。
自分の滞在計画とどう合わせるか
短期間で何度もタイに行くのか、長期間滞在するのかによって最適なプランは変わります。
1年を通じてタイに滞在したい方にはタイランドエリートビザが最適ですが、周辺国含めタイ以外の国も旅して回りたいという方にはまだタイランドエリートビザは不要かもしれません。
せっかく高いお金を払ってタイランドエリートビザを取得しても、結局タイにはほとんど滞在しなかった、とならないようまずはご自身の人生設計を改めて考えてみてください。
期間満了後のオプション
タイランドエリートビザの滞在期限が切れた後のことも考慮しておくことが大切です。
5年以上タイに住むのか、それとも他の国に移るのか、日本に帰るのか。
ある程度住んでみないと、その判断は難しいと思いますが、ビザの期限を迎える1年ほど前からは、計画を立てておいてほうがいいでしょう。
特典とサービスをフル活用
タイランドエリートには様々な特典がありますが、せっかくならその特典をフル活用したいですよね。
どの特典が自分のライフスタイルに合うか
ゴルフやスパなど、すべての特典が自分にとって有用でない場合もあります。自分のライフスタイルに合った特典が含まれるメンバーシップを選びましょう。
特典の活用方法
特典を最大限に活用するための方法やコツも知っておくと便利です。たとえば、タイランドエリートには専用のコンシェルジュサービスがあります。
クレジットカードのプラチナカードにもコンシェルジュサービスが付いていますが、活用できている人といない人に大きく分かれますよね。
レストランやホテルの予約、調べ物など、上手くコンシェルジュを活用することで、タイでの生活が格段に快適になるはずです。
継続的な情報収集とコミュニティ
最後は継続的な情報収集とコミュニティについて。タイには10万人近い日本人が住んでおり、コミュニティ活動も活発です。
異国での生活を充実したものにするには、情報収集やコミュニティへの参加が欠かせません。
ビザポリシーの変更に注意
タイのビザ政策は頻繁に変わります。タイランドエリートビザも創設から20年、その内容には様々な変化がありました。
すでに取得した人の不利益になるような変更はありませんが、値上がりは続いています。今後も10年、15年、20年とタイに滞在していくのであれば、ビザ政策には常にアンテナを張っておきましょう。
タイの法律、税制の変更
ビザ政策だけでなく、税制や法律の変更にも注意が必要です。例えば、2022年6月にタイは医療大麻が合法化され、町中に大麻販売店が乱立しています。
大麻に拒否感がある人や子供に大麻を触れさせたくない人にとっては好まざる環境になったといえるでしょう。今後は幻覚剤も合法化する話も出ています。
タイの政策が今後どうなっていくのか、政治についても情報収集をしておいたほうがいいでしょう。
コミュニティや情報源を活用
ブログやSNSを見れば、タイについての情報は溢れています。ひと昔前まではフリーペーパーくらいしか日本語の情報源はありませんでしたが、SNSやブログの発達により爆発的に情報が増えました。
また、オンラインコミュニティも活発です。特にタイではFacebookグループが活用されていて、メルカリ的なC2Cサービス、賃貸不動産の検索など、あらゆる情報がFacebookで入手できます。
情報収集するだけでなく、ぜひ情報発信もしてみてください。
「情報は発信するところに集まる」と昔から言います。発信者になれば、たくさんの情報があなたのもとに集まってきます。
特に専門的な知識がある分野や趣味などがあれば、それについての情報発信をすることでコミュニティが作れるはずです。
まとめ
以上、タイランドエリートビザ取得者が後悔しないための5つのポイントを解説させていただきました。
タイランドエリートビザはとても魅力的な選択肢ですが、慎重な計画と情報収集が必要です。以上の5つのポイントをしっかりと押さえて、後悔のない選択をしてください。
明石直哉
2011年からバンコク在住。2015年に起業し、現在は会社経営と写真家という二足のわらじで活動中です。 このブログではタイ移住を検討している方に向けて、在住10年の経験を活かした情報を発信していきます。
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