タイ・バンコクのスーパーマーケット事情

バンコクは飲食店が多く、外食やデリバリーの選択肢が豊富ということも魅力の1つですが、自炊派の人もご安心ください。

バンコク都心部には外国人御用達のスーパーマーケットが驚くほど充実していて、日本の調味料や食品も簡単に手に入ります。

海外でバンコクほどスーパーマーケットが充実している都市はそうはないでしょう。

今回はタイ・バンコクのスーパーマーケット事情をご紹介します。

バンコクにあるスーパーマーケット

まずはバンコクにはどれだけスーパーマーケットチェーンがあるか、すべて挙げてみましょう。

・フジスーパー(Fuji Super)

・マックスバリュ(Max Valu)

・グルメマーケット(Gourmet Market)

・ヴィラマーケット(Villa Makert)

・フードランド(Foodland)

・トップス(Tops)

・ドンドンドンキ(Don Don Donki)

・ビッグC(BigC)

・ロータス(Lotus)

・マクロ(Makro)

全10種類のスーパーマーケットチェーンが展開しています。

他にも小規模チェーンもありますが、バンコク都心部でよく目にするのは上記10のスーパーです。

それではそれぞれの特徴を簡単に解説していきましょう。

外国人御用達の高級スーパーマーケット

9つのスーパーマーケットチェーンの中で外国人御用達の高級スーパーマーケットチェーンは次の4つ。

・フジスーパー

・グルメマーケット

・ヴィラマーケット

・フードランド

各スーパーマーケットの特徴を

フジスーパー

フジスーパーは、1985年にタイ初の日系スーパーマーケットとして1号店をオープン。現在はスクンビットに以下4店舗展開しています。

・1号店(スクンビット・ソイ33/1)

・2号店(スクンビット・ソイ39)

・3号店(スクンビット・ソイ39と49の間)

・4号店(スクンビット・ソイ49)

日本からの輸入食品などはお高めですが、とにかく種類が豊富で日本のスーパーマーケット感覚で利用できるのが魅力です。

フジスーパー以外にも高級スーパーマーケットはありますが、やはり日本人にはフジスーパーが一番人気があります。

グルメマーケット

グルメマーケットは、BTSプロンポン駅直結のショッピングモール「エムクオーティエ」と「エンポリアム」などを展開するザ・モールグループ系列のスーパーマーケットチェーンです。

タイのスーパーマーケットチェーンでは最も高級志向で品揃えもトップクラス。日本や世界中からの輸入食品が入手可能です。

店舗デザインも豪華で店内に入るとワクワクします。買い物をエンタメとして楽しめるスーパーマーケットですね。

ヴィラマーケット

1974年創業、かつては高級スーパーマーケットの代名詞的存在だったのがヴィラマーケットです。

スクンビットだけでも5店舗と数も多く、バンコク都心部以外にも外国人が多いエリアや高級住宅地に積極的に出店。

ヴィラマーケットといえばワインと言われるほど、その品揃えには定評があります。

フードランド

フードランドはヴィラマーケットより2年早い1972年の創業。なんといっても24時間365日営業しているのが特徴で、いつでも新鮮な食材が入手可能です。輸入食品の品揃えも豊富で自宅近くにフードランドがあると重宝します。

店内には24時間営業のレストランも併設。日本のファミレス感覚で利用できます。

スクンビット以外ならこの2つ

スクンビット以外であれば、次の2つのスーパーマーケットを利用することが多くなるでしょう。

マックスバリュー

日本でもおなじみのマックスバリュ。日系ですが庶民派路線のスーパーです。高級スーパーマーケットチェーンには及びませんが、スクンビットの大型店舗であれば日本からの輸入食品も少しはあります。

トップス

トップスはセントラルデパートを展開するセントラル系列のスーパーマーケットチェーンです。店舗数ではロータスに次ぐタイ第2位の規模。

日本からの輸入食品は少なめですが、品揃えは豊富で大型店舗であれば高級スーパーマーケットチェーン並です。

大型スーパーマーケットチェーン

最後は庶民の味方、4つの大型スーパーマーケットです。

ドンドンドンキ

ドンドンドンキは日本のディスカウントストア「ドン・キホーテ」が運営するショッピングモール。タイではディスカウントストアというよりもスーパーマーケットに近い業態です。

2021年12月現在、バンコク都心に4店舗展開しています。

生鮮食品や日本からの輸入食品が豊富でドン・キホーテらしい賑やかな陳列が特徴といえるでしょう。

ビッグC

タイの大型スーパーマーケットといえば、ビッグCですね。セントラルワールド前の店舗でお土産を大量買いしたことがある方も多いのではないでしょうか。

食品から寝具、家具家電、日用品、衣服まで何でも揃う巨大なスーパーマーケットです。

価格も安く、一箇所でだいたいのものが手に入るので、移住当初の買い出しに便利ですよ。

ロータス

タイ最大のスーパーマーケットチェーンがロータスです。以前はテスコロータスという名称でしたが、タイ最大の財閥CPグループによる買収後、ロータスという名称に変更されました。

ロータスもビッグCと同様、何でも揃う巨大なスーパーマーケットで、フランスに本社を置くスポーツブランド「デカトロン」が併設されているのが特徴です。

デカトロンはフランス資本ながらロータスに出店しているだけあり、低価格路線。新しくスポーツを始めるときに、安価で一式揃えられるので重宝します。

マクロ

マクロは食品を中心とした業務用スーパーで、巨大店舗の「マクロ」と食品のみを扱う「マクロフードサービス」の2種類があります。

イケアの食品版のようなイメージでとにかく広いので日常の買い物では利用しませんが、冷凍食品や飲料などを大量に買いたいときに利用しています。

まとめ

今回はタイ・バンコクのスーパーマーケット事情をご紹介しました。

高級から庶民派、そして大型、業務用と、驚くほど充実したバンコクのスーパーマーケット事情。最近ではオーガニックの食材も豊富で食の安全への意識の高まりも感じます。

今回ご紹介したスーパーマーケットは買い物代行アプリ「Happy Fresh」とも提携。店舗に足を運ぶことなく買い物ができます。

Happy Freshについてはこちらの記事で詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。

参考記事:タイのネットスーパーといえばこのアプリ!「Happy Fresh」の使い方を紹介!

筆者紹介

明石直哉

2011年からバンコク在住。2015年に起業し、現在は会社経営と写真家という二足のわらじで活動中です。 このブログではタイ移住を検討している方に向けて、在住10年の経験を活かした情報を発信していきます。
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