32歳フリーランスのプログラマーがタイランドエリートでタイ移住した理由

今回はタイランドエリートビザの保持者へのインタビューをお届けします。

エリートビザの取得を検討している方はぜひ最後までお読みください!

32歳フリーランスのプログラマー

今回お話を伺ったエリートビザ保持者は、フリーランスのプログラマーとして活動するSさん(32歳)。Sさんが東京からタイの首都バンコクに拠点を移したのは、2021年11月のこと。なぜタイに移住を決めたのでしょうか。

今回Sさんに次の質問をしてみました。

・タイに移住した理由

・タイ以外に検討した国

・移住にあたって検討したビザ

・タイランドエリートビザに決めた理由

・ビザの申請から取得まで

・タイでの生活

それではインタビューをご覧ください。

会社員から独立後、世界一周デジタルノマドの旅へ

Sさんは新卒で入社した会社でシステムエンジニアとして勤務。数年間の勤務を経て、2019年10月にフリーランスとして独立しました。

フリーランスになった直後の2019年11月、デジタルノマドとして働きながら世界一周をしようと、まずは東南アジアへ旅立ちます。

――世界一周デジタルノマドの旅、すごいですね!まずはどの国に行ったのですか?

Sさん:まずはデジタルノマドの聖地として名高い、タイのチェンマイに行きました。

チェンマイは作業ができるカフェやコワーキングスペースが充実していますし、バンコクほど騒がしくもないので、のんびりとした生活でしたね。

生活コストも安く、デジタルノマドの聖地と呼ばれる所以を肌で感じました。

チェンマイ

チェンマイでの生活は快適だったのですが、私は東京暮らしが長かったので、バンコクの都会的な生活がすぐに恋しくなったんです。(笑)

ノービザで滞在できる30日のうち、半分をチェンマイ、残りの半分をバンコクで過ごし、次の目的地であるインドネシアのバリ島へ向かいました。

――タイの次はバリ島ですか。まさにデジタルノマドの聖地巡礼ですね!(笑)

Sさん:はい、まさに。(笑)

この世界一周では観光というよりも現地での生活のしやすさを第一に考えていましたので、観光地よりも快適に暮らせそうな街を巡ろうと考えていたんですよね。

バリ島でデジタルノマドといえば、チャングーという街が有名だったので、私もチャングーに1ヶ月近く滞在していました。

チャングー

――チャングーはビーチリゾートとしても有名ですよね。

Sさん:そうなんです。私はチャングーでサーフィンを初体験して以来、すっかりその魅力にハマってしまい、タイでもサーフィンをやりたいなと考えています。

タイではプーケットやラヨーンがサーフィンスポットと聞いていますので、シーズンである雨季になったら長期滞在してサーフィンを満喫したいですね。

――バリ島の次はどちらへ?

Sさん:バリ島の次はベトナムですね。ダナンとホーチミンがベトナムではデジタルノマドに人気の都市として知られていましたので、私もその2都市を目指しました。

ダナン

でもベトナムはノービザで滞在できる日数が15日と短いので、ダナンとホーチミンそれぞれ一週間しか滞在できず、今後ここで生活していくイメージが掴めなかったです。

やはりバンコクが自分には合っているかもしれないと思い、ベトナムからバンコクに戻った矢先、コロナが深刻化。泣く泣く日本へ帰国することにしたんです。

日本帰国からタイ移住まで

タイランドエリートビザ券面

世界一周デジタルノマドの旅を断念し、2021年3月に日本に帰国したSさん。コロナが落ち着いたらバンコクに拠点を移そうと決意しました。タイに長期滞在する方法を調べる中でタイランドエリートビザの存在を知ることに。

――なぜタイランドエリートビザに決めたのでしょうか?

Sさん:タイに長期滞在するためのビザを調べてみると、観光ビザ、学生ビザ、リタイアメントビザ、エリートビザの4種類があることが分かりました。

数ヶ月の短期滞在ではなく、年単位の滞在を考えていましたので、観光ビザの選択肢はありませんでした。

タイ語を勉強する目的でもなかったので、学生ビザも無し。50歳未満なのでリタイアメントビザという選択肢も無し。

残るはエリートビザ一択だったんです。

――エリートビザには5年、10年、20年などいくつか種類がありますが、Sさんはどのタイプですか?

Sさん:5年のビザです。まずは5年滞在できれば十分だと思い、このタイプを選びました。

参考情報:8種類のメンバーシップと入会費用

――ビザの問い合わせから取得までの流れはスムーズでしたか?

Sさん:タイランドエリートインフォメーションセンターさんに問い合わせをし、必要書類一式を送付。しばらくしてからビザの承認が降りたと連絡をいただいたので、自分で東京のタイ大使館にビザを受け取りに行きました。

ビザを受け取ったときは、「これでタイに移住できるぞ!」とガッツポーズしたくなるほど嬉しさがこみ上げてきたことを覚えています。(笑)

参考情報:タイランドエリート入会に関しての必要書類など

タイでの生活

バンコクの日本人街の中心 BTSプロンポン駅前

Sさんは2021年5月にビザを取得し、隔離なし入国がスタートした直後の11月、晴れてタイに入国を果たしました。

まだ1ヶ月強ですが、タイでの生活について聞いてみました。

――タイではどんな生活を送っているのですか?

Sさん:タイに来てからはずっとバンコクにいるのですが、住居はホテルを2週間ごとに転々としています。

――ホテル暮らしなんですね。エリアはどのあたりですか?

Sさん:スクンビットです。日本人が多くて暮らしやすいと評判だったので、スクンビットしか考えていませんでした。

プロンポンはまるで日本のような街並み

――スクンビットはバンコクの日本人街としてデジタルノマドにも有名ですよね。スクンビットでの生活はいかがですか?

Sさん:快適そのものです。私は外食がメインなのでレストランが充実しているスクンビットはとても暮らしやすいですね。

ひとりで気軽に入れる定食屋さんがたくさんありますし、タイ料理もイタリアンもインド料理もなんでも揃っていて、食事に困ることはありません。

今のお気に入りは「らあめん亭」という中華料理店。まさに日本の町中華!という感じの味わいでハマっています。

――住居はホテルを転々としているということですが、コンドミニアムなどに引っ越す予定はありますか?

Sさん:バンコクに来たらタワマンの高層階に住もうと決めていましたので、そろそろ物件探しを始めようと思っています。

家賃は15万円以内で考えているのですが、どんな物件に住めるでしょうか?

――15万円というと45,000Bくらいですね。単身なら十分すぎるほどの予算だと思います。スクンビットならその予算で住めないタワマンを探すほうが難しいですよ。(笑)

Sさん:そうなんですね!(笑)

東京都心だと15万円ではタワマンに住むのは不可能ですが、さすがバンコクですね。安心しました。

コンドミニアムのインフィニティプール

バンコクのコンドミニアムは家賃3万円台の物件でもジムやプールが付いています。高級物件ではスカイラウンジやコワーキングスペース、フィットネスクラブ並の設備があるジム、温泉施設、ゴルフシュミレーターなどが付いている物件も。

参考記事:【バンコク移住】日本人が暮らしやすい5つのエリアを解説!

バンコクが暮らしやすい5つの理由

GRABバイク

――バンコクでの生活で特に暮らしやすいと感じるのはどんなところですか?

Sさん:たくさんありますが、あえて絞るとしたら次の5つですね。

・コワーキングスペースが充実かつ安い

・GRABタクシー、バイクが便利

・デリバリーが充実している

・レストランが豊富

・暖かい気候

私はプログラマーなので仕事はコワーキングスペースで行うことが多いのですが、バンコクのコワーキングスペースは東京よりも広く、作業が快適です。

Wi-Fiのスピードも速いですし、仕事環境にはとても満足しています。

移動やデリバリーにはGRABが大活躍していますね。もうGRABなしの生活は考えられないというくらいヘビーユーザーです。(笑)

参考記事:タイ生活の必須アプリ「GRAB(グラブ)」を徹底解説!

――バンコクでの生活は快適そのものという感じですが、生活コストは東京と比較して何%くらいですか?

Sさん:そうですね、だいたい70%くらいでしょうか。家賃やコワーキングスペース、交通費は安いですが、外食していると食費は東京と変わらないですよね。

自炊をすればもう少し抑えることができるかもしれませんが、特に節約を気にせず生活すると70%程度の生活費かなというのが今の実感です。

――同感です。切り詰めれば50%程度まで抑えられると思いますが、「バンコク=激安」ではないということですね。

最後に、エリートビザを取得してよかったですか?

Sさん:もちろんです。他国ではこんなに簡単に長期滞在ビザが取れる国はありません。5年滞在できるので、これから目一杯タイ生活を満喫したいです。

Sさん、インタビューにご協力いただきありがとうございました!

インタビューを受けてもいいよというエリートビザ保持者の方は、ぜひ明石までご連絡ください。

***タイでリモートワークをご希望の方はこちらの記事もご覧ください。

筆者紹介

明石直哉

2011年からバンコク在住。2015年に起業し、現在は会社経営と写真家という二足のわらじで活動中です。 このブログではタイ移住を検討している方に向けて、在住10年の経験を活かした情報を発信していきます。
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