タイでレンタカーを借りる

タイに長期滞在するにあたり、ご自身で車を運転したいという人も多いでしょう。タイで運転免許を取得する方法や車を購入する方法については、以下の記事でご紹介しましたので、今回はレンタカーについて解説します。

【関連記事】

タイで運転免許を取得する

タイで車を買う

おすすめのレンタカー会社やレンタカーの探し方も解説しますので、ぜひ最後までお読みください。

タイのレンタカーの種類

タイのレンタカーには大きく以下の二種類があります。

①自分で運転

②運転手付き

②の運転手付きは、日本ではあまり利用されることはないかもしれませんが、タイでは空港送迎やゴルフ、日帰り旅行、商用などでよく利用されています。

乗用車に限らずバスやバンを運転手付きで借りて、社員旅行や友人との旅行に利用する場合も多いです。

今回は、①自分で運転する場合のレンタカーについて解説していきます。

タイのレンタカーの料金

レンタカーの利用料金は日本と同様に、車種や利用期間、オプションの有無によって変動します。またレンタカー会社によっても料金は大きく異なりが、おおよその相場は以下のとおりです。

コンパクトなセダン:800〜1500B

セダン:1,500〜3,000B

SUV:2,000〜5000B

タイローカルのレンタカー会社は安く、外資系は高い傾向があります。タイミングにもよりますが、1.5〜2倍程度の開きがあることが多いので、僕はタイローカルのレンタカー会社で借りることが多いです。

レンタル料金の他にデポジット(2,000〜20,000B)を支払う必要がありますが、事故や破損がなければ全額返金されます。(現金なら返却時、クレジットカードなら数日〜数週間後)

タイのレンタカー会社の探し方

Rentalcars.com

タイでレンタカー会社を探す方法は、大きく以下の3つ。

①ネットで検索

②旅行予約アプリ

③空港カウンター

おすすめは②旅行予約アプリです。

旅行予約サイトとは、AGODAやTrip.comなどのホテル予約アプリのこと。ホテルだけでなく航空券やレンタカーも予約できます。

ホテル予約と同時にアプリから簡単にレンタカーが予約できますので、僕はいつもAGODAとTrip.comで料金を比較してから予約することが多いです。

①ネットで検索の場合、「Thai Rent a car」というように英語で検索すると、たくさんのレンタカー会社がヒットしますが、多すぎて選びきれません。

まずは、Rentalcars.com(https://www.rentalcars.com/)というレンタカー比較サイトで相場を確認するといいでしょう。

③空港にはレンタカー会社のカウンターがたくさんあり、ウォークインで借りることができます。ただし、連休にあたるとウォークインで借りられないことが多く、事前予約がベターです。

旅行予約サイトでも空港レンタカーの予約ができます。ホテルを予約するときにレンタカーも予約しておきましょう。

おすすめのレンタカー会社

ハイウェイカーレント・サトーン店

僕がよく借りるレンタカー会社をバンコク都心部とそれ以外でご紹介しておきましょう。

まずバンコク都心部では、ハイウェイカーレント。サトーンとバンチャックに店舗があります。

おすすめの理由は、次の2つ。

・格安な料金

・デポジットが現金2,000BでOK

まず格安な料金ですが、コンパクトなセダンなら800B〜あります。と言っても800Bの車両はないことが多いので、1,000〜1,200Bの車両になりますが、1,200B以上だったことはありません。

次にデポジットが現金2,000BでOKという点について。タイのレンタカー会社ではデポジットはクレジットカード決済が一般的です。店舗よって5,000〜20,000Bまで様々ですが、決済や返金トラブルになるケースも少なくないと聞きます。あまり気にすることはないかもしれませんが、個人的にはこれも同店を利用する理由の1つです。

次にバンコク都心部以外では次の二社です。

・Chic Car Rent(https://www.chiccarrent.com/

・Thai Rent a Car(https://thairentacar.com/

Chic Car Rent

バンコク都心部にも店舗はありますが、僕は前述のとおり、都心部ではハイウェイカーレントを利用してますので、この二社を利用するのは主に地方空港です。

両社とも魅力は、外資系や大手に比べて格安な料金設定。コンパクトなセダンであれば1,000バーツを切ることも珍しくありません。

店舗での対応も良く、安心して利用することができます。デポジットは店舗によりますが、5,000〜20,000Bでクレジットカード決済です。

Thai Rent a Car

ハイウェイカーレントと上記2社は料金に大差はありませんので、自宅に近い店舗を優先することをおすすめします。

タイのレンタカーの保険

レンタカーの保険内容

タイのレンタカーは利用料金に基本的な保険が含まれています。基本的な保険というのは、自車輌損害補償保険、盗難保険です。

自車輌損害補償保険は、事故などで車を修理する必要がある場合、免責料金以上は支払わなくてもいいというもの。免責料金は8,000B前後が一般的ですが、それもゼロにしたい場合は追加料金で免責ゼロのプランに加入することも可能です。

保険内容は念のためレンタル時に確認するようにしてください。

レンタカーを借りる際に必要な書類

レンタカーの予約確認書

タイでレンタカーを借りる際に必要な書類は以下のとおりです。

・タイの運転免許証か国際免許証

・パスポート(原本がベター)

・デポジット(現金かクレジットカード)

ネットや旅行予約サイトで事前予約した場合は、Eメールでバウチャー(予約確認書)が送られてきますので、プリントアウトして持参しましょう。

予約確認書の画面を見せるだけでOKの店舗もありますが、紙を求められることも多いので、プリントアウトしておくのが無難です。

レンタカー当日の流れ

レンタカーを借りる当日の流れも日本と同様です。スタッフと一緒に車両の傷をチェックしてからレンタル契約書にサインします。

ガソリンについては、レンタル時に満タンであれば満タン返し。満タンでなければ、借りたときと同じメーターの位置まで補充し、返却します。

大手であればレンタル時に満タンの場合が多いですが、ローカルの場合、満タンでないケースも多いです。

レンタル時には最寄りのガソリンスタントの場所も聞いておくといいでしょう。

また、タイにはガソリンの種類がたくさんありますので、レンタル時に確認するようにしてください。

ほとんどは、日本のレギュラーにあたる「91(タイ語でガオヌン)」です。ガソリンスタントで給油する際も、「91」の表示があるレーンに入り、スタッフに「91(ガオヌン)」と伝えればOK。満タンなら「テムタン(ต็มถัง)」、満タンではなく、100バーツ、300バーツなどの場合は、その金額を伝えてください。

まとめ

以上、タイでレンタカーを借りる方法をご紹介しました。

レンタカーがあれば、旅行時の行動範囲が格段に広がりとても便利ですが、地方の幹線道路は猛スピードの車も多く、事故も多発しています。

運転に自信がなければ運転手付きレンタカーがいいでしょう。ご自身で運転される際は、日本以上に安全運転を心がけてください。

筆者紹介

明石直哉

2011年からバンコク在住。2015年に起業し、現在は会社経営と写真家という二足のわらじで活動中です。 このブログではタイ移住を検討している方に向けて、在住10年の経験を活かした情報を発信していきます。
Twitter
https://twitter.com/naoya_bkk/
Instagram
https://www.instagram.com/naoya_bkk/
Youtube
https://www.youtube.com/c/naoyaakashi

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事