もう迷わない! タイ・バンコクで使える乗り換え案内アプリ3選!

日本、特に東京や大阪など大都市に暮らす上で欠かせないのが乗換案内アプリですよね。バンコクでもここ数年でBTSスカイトレインやMRT地下鉄をはじめとした都市交通網が拡大し、路線図が複雑化してきました。

電車だけでなく、バスやバンコクならではのチャオプラヤー川ボートや運河ボートといった交通手段もあり、どの行き方が最速か瞬時には判断できないことも多々あります。また、できるだけ渋滞も回避したいですよね。

そこで活躍するのが、乗換案内アプリです。

今回はタイ・バンコクで使える無料の乗換案内アプリを3つご紹介します。

Moovit(ムービット)

1つめの乗換案内アプリは、「Moovit(ムービット)」です。

Moovitは2012年にイスラエルで創業したスタートアップ企業で2020年にIntelが9億ドルで買収。乗換案内アプリ界で最も注目を集めているサービスの1つです。

2020年には世界100ヶ国に展開し、アプリの利用者は8億人超。もちろんタイでも利用できます。

日本ではまだあまり知名度はないと思いますが、Microsoftともパートナーシップを締結し、Moovitの公共交通機関のデータをAzure Mapsに提供するなど大企業との提携も進んでおり、安心して使えるアプリと言えるでしょう。

Moovitの特徴は以下8つの交通機関を横断して検索できることです。

・MRT地下鉄

・BTSスカイトレイン

・国鉄(レッドライン含む)

・エアポートレイルリンク

・バス

・運河ボート

・チャオプラヤー川ボート

・自転車

タクシーや乗り合いバン(ソンテウ、シーロー)を除く、バンコクのほぼすべての交通機関をカバーしています。

この交通機関の選択肢の多さがほかの乗換案内アプリにはないMoovitの強みです。

使い方は簡単です。出発地と目的地を入力または地図上から選択し、検索。

いくつかの経路が表示されますので、時間や交通機関など自分の都合に合わせたルートを選択し、あとはナビに従えばOK。

各交通機関の時刻と所要時間も表示されますので、いつバスやボートが来るのかとヤキモキすることもありません。

使いたい交通機関をフィルタリングすることもできますので、「電車を使わずバスか運河ボートのみで行きたい」という検索も可能です。

これほど完成度の高いアプリは他になく、個人的には2021年現在、タイで最も使える乗換案内アプリはMoovitだと思っています。

バンコク旅行の際にも大活躍間違いなしなので、ぜひ訪タイ前に忘れずにダウンロードしておいてくださいね。

アプリのダウンロードはこちらから↓

・App Store:https://apple.co/3aShyJa

・Google Play Store:https://bit.ly/3BU7aNa

ViaBus(ビアバス)

2つ目の乗換案内アプリは、「ViaBus(ビアバス)」です。

その名のとおりバスの乗換案内に特化しており、バンコクの都バス運営会社であるBMTA(バンコク大量輸送公社)とチュラロンコーン大学が共同で開発したアプリになります。

ViaBusが登場するまでタイ語が読めない外国人にとってバンコクのバスを乗りこなすのは至難の技でしたが、今では誰でもこのアプリのおかげで気軽にバスを利用できるようになりました。

MRTやBTSなどの都市鉄道路線が拡大した今でもバスでしか行けない陸の孤島のようなエリアはまだまだ少なくありません。

またバスは交通費が電車やタクシーに比べて格安なので、駐在の奥様方でもバスを活用している人はたくさんいます。

ViaBusも使い方はとてもシンプルです。

出発地と目的地を入力または地図上から選択し、検索。

そうすると、最速かエアコンバスのみ利用するルートが表示されます。

Moovitのように時刻と所要時間が表示されないのが残念ですが、ViaBusには素晴らしい機能があります。

その機能とは、自分が乗車する予定のバス停に向かっている全バスの現在地がリアルタイムで表示されるというものです。

バスのリアルタイム表示機能

自分が乗る予定のバスが今どこにいるのか分かりますので、わざわざバス停で待つ必要もありません。バスが近づいたらバス停に向かえばいいので、時間通りに来ないことが多いバンコクのバスを快適に利用するには最適な機能と言えるでしょう。

Moovitはバス以外も検索できますが、バスの現在地表示機能はありませんので、バスで移動する際には2つのアプリを組み合わせるのが最強かもしれません。

バスをストレスなく乗りこなしたいという方は、ぜひダウンロードしておいてくださいね。

アプリのダウンロードはこちらから↓

・App Store:https://apple.co/2Z6HTAU

・Google Play Store:https://bit.ly/3aWDyCF

Google Map

3つ目の乗換案内アプリは、おなじみのGoogle Mapです。

バンコクではGoogle Mapのナビ機能で以下の交通手段が検索できます。

・バス

・BTS

・MRT

・国鉄(レッドラインは2021年10月現在、未対応)

・GRAB

・車

・徒歩

・バイク

Google Mapでもバスの経路検索が利用できることは知らない人も多いかも知れませんね。

他の乗換案内アプリにはないGoogle Mapの便利な機能として、以下2つが挙げられます。

・リアルタイムの道路状況

・GRABを利用した場合のルート検索

渋滞が多発するバンコクで移動する際には、リアルタイムの道路状況を知っておくことはマストです。

車で行くべきか、電車か、それともバイタクか?

瞬時の判断にリアルタイムの道路状況機能は欠かせません。

Google MapはGRABの配車機能と連携しており、Google Mapの経路検索からGRABを呼び出せるようになっています。

GRABについては以前詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

Google MapからGRABを呼び出す方法は簡単です。

交通機関のアイコンの中から手を上げたアイコンを選びます。

バイク、タクシー、グラブカーを利用した場合の料金が表示されますので、料金が問題なければ、「アプリを開く」ボタンをタップ。

そうすると、GRABアプリに飛びますので、あとは普段どおりGRABから配車を実行します。

Google Mapをダウンロードしてない人はほとんどいないと思いますが、タイでの生活にも旅行にも必須のアプリです。

万が一ダウンロードしていないという人がいたら、ぜひダウンロードしておいてくださいね。

アプリのダウンロードはこちらから↓

・App Store:https://apple.co/2YVubAB

・Google Play Store:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.google.android.apps.maps

まとめ

以上、タイ・バンコクで使える3つの乗換案内アプリをご紹介しました。

どのアプリもタイの生活には欠かせない存在ですが、特にMoovitは素晴らしい乗換案内アプリだ思います。タイでの利用者が増えれば、今後ますます使い勝手が良くなっていくのは間違いないでしょう。

ぜひみなさんも乗換案内アプリを使いこなして、タイでの生活・旅行を満喫してくださいね。

筆者紹介

明石直哉

2011年からバンコク在住。2015年に起業し、現在は会社経営と写真家という二足のわらじで活動中です。 このブログではタイ移住を検討している方に向けて、在住10年の経験を活かした情報を発信していきます。
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