ビザの専門家が解説するタイの長期ビザ

ビザの専門家のプルックサー行政書士事務所の安田行政書士に、タイの長期ビザについてのお話を伺いました。

インタビュアー:Youtuber YappaJapan タカさん
回答者:プルックサー行政書士事務所所長 安田行政書士

先生はタイのビザの取得代行も行ってらっしゃるんですか?
はい。短期から長期までさまざまなビザ取得の代行を行っております。
コロナ禍のタイ入国できるビザはあるんですか?
はい。日本人であれば、観光ビザやOビザ、ビザなしでの入国もできます。ビザなしの場合は、これまで30日間の滞在だったのですが、現在は2週間の隔離義務があるので、入国日から45日間の滞在が認められます。
コロナ禍でもタイ王国大使館ではビザの申請業務は通常通り行っていますか?
コロナ禍でも通常通り申請手続きを行なっております。ただし必要書類が若干異なっておりますので注意が必要です。
プルックサー行政書士事務所さんでのビザ取得代行料はおいくらですか?
ビザによって異なりますが、申請代行料としては4万円前後となっており、COE申請も含めますと大体8万円から10万円となっております。
タイ長期滞在ビザというとどんなものがありますか?
50歳以上の方にはリタイアメントビザ(O-Aビザ)があります。申請手続きには多くの書類が必要です。O-Aビザは申請書類が非常に多くなっており個人での申請は難しいのかなと思います。参考までにどんな書類が必要になるかをご説明します。申請書、パスポート、カラー写真2枚、経歴書。申請書と経歴書は英文で用意する必要があります。航空チケット(予約確認書でも大丈夫です。) 
また、金融証明書、これは資産証明で、英文の残高証明書(80万バーツ以上)で日本の銀行でも大丈夫です。または、年金の月額受取額6万5千バーツの証明書でもOKです。みなさま取得に苦労するのは警察署の発行する英文の無犯罪証明書が必要で、東京の場合は警視庁での取得となります。もう一つ必要なのは国立病院の健康診断書を英文で取得することです。
これらの書類はタイ国外務省の認証と公証人役場の認証も必要になります。個人で行うには手間がかかると思われます。
また、コロナに対応する専用の保険も必要です。ロングステイでの滞在は1年間となり、現地で更新、または日本で再申請が必要になります。
結婚ビザについても教えていただけますか?
日本とタイで結婚が成立していることが条件です。日本での発行は最初は90日のビザとなり、タイ渡航後に申請して1年間のビザに延長となります。現在はシングルエントリービザとなっています。
50歳未満の、若い方の長期滞在できるビザはありますか?
若い方が、就労以外でタイに長期滞在しようとすると、実はビザがないんです。観光ビザでは60日の滞在ができ、滞在中にタイ国内で30日延長して90日までの滞在は可能です。ですが、観光ビザを連続で取得しようと申請しても申請を却下されることが増えています。昔はビザランという方法を使う人も多かったのですが、現在はできなくなっています。
教育ビザというのはどうですか?
タイの学校に通学する場合、学生ビザというものもございます。学生ビザの申請には、公立の学校であればそんなに難しくないのですが、私立の学校では手続きが難しくなっています。
ビザランという方法は今でも行われていますか?
ビザランと呼ばれているのは、タイから近隣の国へと出国し、その国のタイ王国大使館でビザを取得してタイに再入国する行為を指しています。タイでは一時期ビザランでタイに入出国を繰り返して長期滞在する外国人が社会問題になって、2014年に法律でビザランが規制されたんです。そのため、イミグレやビザ申請時にはビザランの履歴が詳しく調べられるようになり、場合によってはビザ申請が却下されたり、入国拒否となるケースも報告されています。
タイに長期で滞在したり、移住したい場合のおすすめのビザはなんですか?
ちょっとお高いんですが、国営の外国人長期滞在プログラム「タイランドエリート」ですね。このビザは他のビザとは全く違う最強のビザと言えます。まず、5年間という長期のマルチプルビザで、何度でも入出国が可能です。また、入国の度に1年間の滞在許可が出るのも大きな特徴です。最近では他のビザは、シングルしか発給されないケースが多くて、ビザ期限内に出国するとビザが切れてしまうので、出国前に、リエントリーパーミットを取らなければならないのですが、タイランドエリートビザは5年という長期のマルチプルビザですので、ビザの件で頭を悩ませずにゆったりとタイに長期滞在が可能です。タイランドエリートビザは申請も簡単で、メンバーになると、メンバーコンタクトセンターに電話かメールで、「ビザ希望」と伝えるだけで特段申請書は必要ありません。申請料もありません。
タイランドエリートビザの場合、最長何年までタイに住めますか?
タイランドエリートのメンバー期間が5年、10年、20年とあるのですが、その期間に応じて5年マルチプルビザが取得できるので、最長20年までタイ居住ができます。また、再入会をすれば、何年でもタイに住むことができます。
タイランドエリートのお問い合わせは

正規代理店のタイランドエリートインフォメーションセンターに

電話:0120-859-777

海外から:+81-503-521-0296

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