タイランドエリートでタイ移住する人に最適な住居の探し方

タイランドエリートビザを取得し、いよいよタイに移住・長期滞在をするぞという方にとって、最初に決めるべきものは、住む家、住宅ですよね。
バンコクで日本人におすすめの居住エリアについては、以前に下記の記事でご紹介しました。

【バンコク移住】日本人が暮らしやすい5つのエリアを解説!
https://thailandelite.info/akashi-1/

住みたいエリアが決まったら、次はいよいよお部屋探しですね。
タイ・バンコクではお部屋探しの方法がいくつかありますが、タイランドエリートビザで長期滞在する方であれば、不動産会社に仲介を依頼し、年間契約することをおすすめします。

Airbnbなどオンラインで完結するサービスではなく、なぜ不動産会社の仲介がおすすめなのか。
今回は、その理由についてお話しましょう。

タイ・バンコクでのお部屋探しの方法

タイ・バンコクでのお部屋探しは大きく以下6つの方法があります。

  • 日系不動産会社
  • ローカル・外資系不動産会社
  • 不動産ポータルサイト
  • Airbnb
  • Facebookグループ
  • 自分の足で探す

駐在員や現地採用として働いている人であれば、日系なりローカルなり、不動産会社経由でお部屋探しをする人が大半です。
日系のほとんどは、家賃3万B以上の物件しか扱いません。予算が家賃3万B以下の場合、日系ではなく、ローカル・外資系の不動産会社に仲介を依頼することになります。
日系とそれ以外の違いは、言語くらいのものです。日本語対応を求めないのであれば、日系にこだわる必要はありません。

1ヶ月前後の滞在を繰り返すデジタルノマド的なライフスタイルであれば、Airbnbでコンドミニアムを借りたり、サービスアパートを月極で借りたりする人が多いでしょう。
タイランドエリートビザを取得し、腰を据えてタイに長期滞在しようと考えている人であれば、不動産会社を通し物件を年間契約する選択肢が出てきます。

不動産会社経由で物件を契約するメリット

最近は温泉付きの物件も増えています

タイに1年以上滞在する人のほとんどは、不動産会社の仲介によって賃貸物件を契約しています。
Airbnbでもコンドミニアムを借りることができますが、長期滞在になると割高です。1年以上タイに滞在する予定であれば、不動産会社に仲介を依頼したほうが安くなります。

小見出し:不動産会社に仲介を依頼する3つのメリット

不動産会社に仲介を依頼するメリットは大きく以下の3つがあります。

  • 備品の故障など部屋で問題が起きたときに対応してもらえる
  • ネットには掲載されていない物件情報を持っている場合がある
  • 日系不動産会社を利用すると、引越代を負担してくれたり、浄水器を無料で設置してくれたり、様々なサービスが受けられる

トラブル対応

1つ目のトラブル対応は、正直、担当者によるところが大きいです。親身になってくれる担当者に当たればラッキーですね。
知り合いの紹介など、不動産会社を通さず物件オーナーから直接借りる場合、中にはたちの悪いオーナーもいますので注意が必要です。

備品が故障した際に責任をすべて入居者に押し付け、こちら側に否がなくても全額修理費を払わされることもあります。残念ながら外国人ということで足元を見てくるオーナーもいるのです。
そんなとき、不動産会社の仲介で借りていれば、担当者が仲裁してくれます。特に日系不動産会社であれば、しっかりと対応してくれるはずです。

人気物件情報

2つ目の物件情報については、人気物件などは特にそうです。空室が出たらすぐに埋まる物件の場合、ネットに情報が掲載されることはほとんどありません。
どうしても住みたい物件があれば、不動産会社に、「空室が出たら連絡をください」と伝えておきましょう。

日系ならではのサービス

3つ目について、多くの日系不動産会社では新規入居者向けに何かしらのサービスを行っています。引越代の負担や浄水器、ウォシュレットの無料設置など、不動産会社のHPにサービス内容が掲載されていますので、事前に確認しておきましょう。

Airbnbと不動産会社で家賃を比較してみた

Airbnbは長期滞在の場合、割高になるとお伝えしましたが、コンドミニアムを年間契約した場合、家賃にはどれくらい差があるのでしょうか?
実際に同じコンドミニアムを、Airbnbで1ヶ月借りた場合の金額と、年間契約した場合の月額家賃を比べてみました。

物件

Airbnb

不動産ポータルサイト

立地:スクンビット・ソイ24
物件名:Park Origin Phromphong
広さ:28m2

1ヶ月あたりの金額

Airbnb:36,542B
不動産会社:15,000B

1ヶ月の金額だけを見れば、不動産会社は半額以下です。
実際には年間契約なので、年間の家賃は18万B、それに水道光熱費が月額1,000Bとして、12ヶ月分で12,000Bかかりますので、家賃と水道光熱費の合計は20万Bとしましょう。

Airbnbの料金には水道光熱費も含まれていますので、提示された金額以上に支払う必要はありません。

20万Bを36,542Bで割ると、5.4ヶ月。つまり、6ヶ月以上借りるのであれば、不動産会社の仲介で年間契約したほうが安いということになります。

Airbnbは、通常では年間契約をしないと借りられないコンドミニアムが短期滞在でも借りられるのが最大のメリットです。いろんな物件に数ヶ月単位で住んでみたいという方には便利なサービスですよね。
お気に入りの物件を見つけたら、不動産会社に同じコンドミニアムで空室を見つけてもらい、年間契約するという方法でもいいと思います。

まとめ

不動産会社の仲介で物件を借りるメリットをまとめると以下のとおりです。

  • Airbnbより割安
  • トラブルの仲裁役になってくれる
  • ネットには掲載されていない人気物件情報
  • 日系であれば、様々なサービスを受けられる

3万B以上の予算に余裕がある人は日系の不動産会社をおすすめします。いくつかの不動産会社に問い合わせをしてみて、対応の良かった不動産会社を利用するという方法もいいでしょう。

タイランドエリートビザで一年を通してタイに長期滞在をする人は、ぜひ不動産会社の仲介でお部屋探しをしてみてください。

筆者紹介

明石直哉

2011年からバンコク在住。2015年に起業し、現在は会社経営と写真家という二足のわらじで活動中です。 このブログではタイ移住を検討している方に向けて、在住10年の経験を活かした情報を発信していきます。
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