今回は、タイ・バンコクへの移住を検討している方に向けて、移住前から効率的に現地の情報収集をするための3つの方法をご紹介します。

その3つの方法とは次のとおりです。

①SNSを活用する

②在タイ日本国大使館のメルマガに登録する

③現地の日本語メディアをフォローする

それでは一つずつ解説していきますね。

SNSを活用する

SNSと言ってもたくさんありますが、今回は次の3つを使った効率的な情報収集の方法をご紹介します。

・Twitter

・インスタグラム

・Facebook

Twitterでタイ現地の情報収集

Twitterでバンコク現地の情報を調べたいと思ったらどうしますか?

まずはバンコク在住の日本人をフォローするのが第一ですよね。

それではTwitterでバンコク在住者をフォローしようと思ったらどうしますか?

その方法の一つ目は、Twitterで「バンコク」とカタカナで検索するという方法です。そうすると検索結果の中に、「話題のツイート」や「最新情報」などいくつかタブが並びますが、その中にある「アカウント」というタブを見ていきましょう。

そうするとアカウント名にバンコクが付いているアカウントがずらりと表示されます。数百人はいるかもしれないですね。

このアカウントの中から役に立ちそうな情報を発信している人や自分と趣味が合いそうな人をフォローしていきましょう。

自分と同じ属性の人をフォローすると、より身近に感じられますし、自分が欲しい情報がGETできると思います。

駐在予定であれば駐在のアカウント、現地採用として働く予定であれば現地採用のアカウント、駐妻さんとして帯同する場合は駐妻さんのアカウント、タイランドエリートホルダーならタイランドエリートホルダーのアカウント、写真好きな写真好きのアカウント、というように自分と同じ属性の人や趣味の合う人を見つけましょう。

これはおまけという感じですが、Twitterでもう一つバンコク在住者を見つける方法があります。それはバンコク在住者しか使わない単語で検索するという方法です。

バンコク在住者しか使わない単語とは何でしょうか?

例えば、「エムクオ」という単語。

これは、「エムクオーティエ」という日本人御用達のショッピングモールのことなのですが、在住者は「エムクオ」と略して呼ぶことが多いんです。

Twitterで「エムクオ」と検索すると、最新のエムクオーティエ事情を知ることができるというわけなんですね。

誰かしら毎日エムクオっていうキーワードで投稿していますので、現地の買い物事情や物価感を知ることができて楽しいんじゃないなかと思います。

もう一つキーワードがあります。それは、「サミティベ」です。

サミティベというのは、「サミティベート病院」という日本人御用達の病院の略称になります。

Twitterで「サミティベ」で検索すると、サミティベート病院に入院や通院している人の投稿が出てきます。最近だとワクチンについての投稿も多いですね。

現地の医療事情、病院事情が知りたい方は、ぜひ「サミティベ」で検索してみてください。

インスタグラムでタイ現地の情報収集

SNSでの情報収集についての2つ目はインスタグラムです。

インスタグラムもTwitterと同じく検索を使うのですが、検索の方法が異なります。インスタグラムでは、ハッシュタグ(#)検索です。

バンコク在住者がよく使うハッシュタグで検索するという方法です。

在住者全般がよく使うハッシュタグとしては、「#バンコク暮らし」や「#バンコク生活」が挙げられます。駐妻さんであれば、「#バンコク駐妻」、駐在員であれば、「#バンコク駐在」というハッシュタグもよく使われていますね。

移住者であれば、「#タイ移住」や「#バンコク移住」で検索すると、関連した関連した投稿が表示されます。

その中から役に立つ情報を発信しているアカウントをフォローしていくという方法です。

美容や飲食店、旅行といった情報であれば、Twitterよりインスタグラムのほうが情報が多いと思います。

コロナ禍におけるタイ入国方法などの情報はインスタグラムよりもTwitterやYouTubeのほうが多いですね。

インスタグラムは投稿者にコメントで質問しやすい雰囲気がありますので、気になる投稿があれば、遠慮せずに投稿者に質問やDMしてみてください。

Facebookでタイ現地の情報収集

SNSでの情報収集についての3つ目は、Facebookです。

Facebookでタイ現地の情報収集するためには、Facebookグループに参加することをおすすめします。

グループといってもたくさんありますが、今回はその中から2つのグループをご紹介しますね。

まず1つ目のグループはこちらです。

グループ名:タイ情勢に関する最新情報

https://www.facebook.com/groups/262704440590476

現在メンバー7,700人。かなり規模の大きなグループです。このグループは管理者が積極的に情報を投稿してくれています。

最近ではコロナの感染状況や日本人向けのワクチン情報、在タイ日本大使館からの緊急メール配信の転載などの投稿が多いです。

タイ現地が今どんな状況なのか知りたい方は、このタイ情勢に関する最新情報への参加をおすすめします。

2つ目のグループはこちらです。

グループ名:バンコクにいる日本人

https://www.facebook.com/groups/682273828498496

現在メンバー5,100人。ここもかなり規模の大きなグループです。

このグループは、いろいろな人が投稿していて、日本人に関係があるタイのニュースやブログ記事などがシェアされています。

今はやはりコロナ関連の投稿が多いですね。投稿頻度も高いので1つ目のグループと合わせてこちらも参加してみるといいと思います。

SNSでの情報収集については以上です。

続いては、在タイ日本国大使館のメルマガで情報収集するという方法を解説します。

在タイ日本国大使館のメルマガに登録する

現地に暮らしはじめて在タイ日本国大使館に在留届を提出すると、大使館から注意喚起などの一斉配信メールが届くようになります。

最近はバンコク各地で反政府デモが毎日行われていますので、「いつどこでどんな団体がデモを行いますので、近づかないように注意して下さい」、というような注意喚起のメールが一斉配信されます。

ニュースやSNSでもデモやワクチンの情報は入手できますが、やはり大使館からの情報が一番信頼できますので、大使館からのメールは在住者にはなくてはならない媒体なのです。

在留届を提出していないタイ移住前の人がこのメールを受信するためには、外務省の「たびレジ」というサービスに登録する必要があります。

たびレジURL:https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html

たびレジは、外務省から最新の安全情報を日本語で受信できる海外安全情報の無料配信サービスです。自分がこれから訪問する予定の国や都市を選んで登録することができます。

バンコクに移住する人であればバンコク、チェンマイならチェンマイを選んで登録。

移住でなくても長期の出張や旅行の際にも役立ちますので、長期間海外に行くという人は登録しておいて損はないと思います。

現地の日本語メディアをフォローする

移住前から効率的にタイ現地の情報収集をする3つの方法の最後は、現地の日本語メディアをフォローするという方法です。

タイ現地の日本語メディアといってもたくさんありますが、今回は3つのメディアをご紹介します。

1つ目は、タイランドハイパーリンクスです。

URL:https://www.thaich.net/

タイランドハイパーリンクスはタイについて調べている人なら皆ご存知だと思いますが、社会や経済から芸能まで幅広い話題を扱っているメディアです。

記事の配信が迅速かつ本数も多いので、大半のタイ在住者がフォローしてると思います。

2つ目のメディアは、クロスボンバータイランドです。

URL:https://x-bomberth.com/

比較的新しいメディアですが、タイ語や英語のメディアを翻訳して配信している記事もあれば、独自の記事もあります。

毎日更新されていますので、クロスボンバータイランドのTwitterかFacebookをフォローしておくのがおすすめです。

3つ目のメディアは、ニュースクリップです。

URL:http://www.newsclip.be/

ニュースクリップはタイで老舗の日本語をメディアです。昔はフリーペーパーも発行していましたが、現在はウェブサイトに特化しています。

ニュースクリップは政治・経済・社会に特化したニュースサイトで配信数が多く、独自の取材記事もあり、信頼性の高いメディアです。

まとめ

今回はタイ・バンコクへの移住を検討している方に、移住前から効率的に現地の情報収集をする3つの方法をご紹介しました。

移住前からSNSなどで現地在住者と懇意になっていれば、移住後も心強いですよね。移住に関して疑問や不安があれば、質問をしてみてください。

その場合は一人の意見だけでなく複数人の意見を聞いて総合的に判断することをおすすめします。

筆者紹介

明石直哉

2011年からバンコク在住。2015年に起業し、現在は会社経営と写真家という二足のわらじで活動中です。 このブログではタイ移住を検討している方に向けて、在住10年の経験を活かした情報を発信していきます。
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