タイビザなし観光

タイ旅行する際にビザは必要なの？という質問をよくいただきます。そこでタイをビザなしで訪問できるビザなし観光について調べてみました。

タイビザなし観光

タイと日本の取り決めで、日本人の観光目的でのタイ渡航については、ビザ無しで３０日間の滞在が認められております。

パスポートについてタイ入国後30日（29泊30日）以内の観光目的の滞在の場合（往復の航空券又は他国へ出国する航空券等を所持している事が条件）、日本国籍であればビザなしで入国することができますが、国際規定によりパスポートの残存期間は6ヶ月以上と定められています。
タイ国政府観光庁https://www.thailandtravel.or.jp/

タイビザなし観光での滞在延長

ビザ無しで３０日間タイに滞在し、滞在を延長したい場合は、タイ国内の入国管理事務所へ出向き、滞在延長手続きを取ることで、３０日間の延長ができます。

つまり、ビザ無しで最長６０日間の滞在ができます。（手続きをすれば）

ビザなし観光を繰り返して、タイに長期滞在？

上記のように、ビザ無しでタイを訪問し、タイ国内で滞在延長手続きを行い、６０日まで滞在できるとすると、それを繰り返すとタイに長期滞在も可能になるのでしょうか？

実はそれはできません。

２０１４年以前は、そうした外国人長期滞在者が多くおりました。外国人の長期滞在や不法就労が社会問題化し、２０１４年に外国人のビザに関する新しい法律が成立しました。その中で、ビザ無しでの年間滞在日数やビザランに関する細かな取り決めが行われました。これにより、ビザ無しでのタイ入国回数や、年間滞在日数なども規制されることになりました。

そのため、ビザ無し観光で繰り返しタイに入国したり、ビザなし観光での通算滞在日数が多いなどの理由により、入国審査時に入国審査官から「次の入国には正規のビザを取得してください」と言われたり、最悪な場合、入国拒否となったりというケースも出ているようです。