タイ長期滞在ビザ
タイランドエリートビザはタイ長期滞在ビザとして人気を博しております。
タイのビザなし観光
タイはビザなしで入国できる国、と思っている人は多くいます。
確かにタイに観光目的でビザなしで入国することは可能です。
1パスポートに6ヶ月以上の残存期間があること(現在は1年以上)
2帰国のチケットを所持していること
3当面の生活資金を持っていること
上記の条件をクリアしていることが条件で、タイのビザなし観光は可能です。
ビザ無しでのタイ滞在は入国の日から30日(現時点では60日)までですが、滞在延長手続きを取れば30日間滞在を延長できます。
以前はビザなしで何度でも入国できるため、長期滞在をしてしまう人も少なからずいました。タイではそうした状況を改善すべく、2014年に「ビザラン規制法」を制定し、ビザに関する状況に変化が出ました。
タイにビザなしでの入国回数が多かったり通算のタイ滞在日数が多い場合は、入国審査官に「次回の入国には正規のビザを取得してください」と指導されるケースが出てきました。
タイのビザとは
タイのビザには目的別に様々なビザがあります。
主なものを挙げてみます。
タイのビザの種別 | タイのビザの期限 | タイの滞在可能日数 |
---|---|---|
観光ビザ | 60日 | 90日(延長含む) |
ビジネスビザ | 3ヶ月 | 90日 |
教育ビザ | 3ヶ月 | 90日 |
ロングステイビザ | 1年間 | 90日(延長手続き必要) |
タイランドエリートビザ | 5年間 | 入国の度に1年の滞在許可 (滞在延長も可能で最長20年の居住も可) |
現状ではシングルビザがほとんどで、マルチプルビザはなかなか発給されないようです。
シングルビザの場合、期限内でも出国するとビザは失効します。出国前にリエントリーパーミット(再入国許可証)を取得すれば同ビザで再入国も可能です。
ビザの申請には、申請書類の他に各種の書類が必要です。特に唯一1年間の滞在が認められる退職者用のビザの場合は準備する必要書類も増え、さらに預金義務もあります。
タイ長期滞在ビザとは
50歳以上の退職者向けのロングステイビザは例外で、50歳未満の日本人がタイ長期滞在を希望する場合、なかなか対応できるタイ長期ビザがないのが現状です。
タイで就職したり、起業したりする場合はビジネスビザとなりますが、就労しない場合は、観光ビザとなります。観光ビザの期限は90日で、滞在日数は60日です。タイ国内で一度だけ30日の滞在延長ができますので90日までは滞在することができます。90日後に一旦帰国して、再度タイ国大使館でビザの申請をしてビザを取得して同じく90日の滞在をすることは可能ですが、年間180日の滞在の後は、続けての観光ビザの申請は却下されるケースが多いようです。
50歳未満で就労以外でのタイ長期滞在を希望する場合は、ビザで悩まれる方が多いようです。
タイランドエリートビザがタイ長期滞在に最適な理由
タイランドエリートの会員になると受給できるタイランドエリートビザは、タイ国大使館で申請し発給される一般的なビザとは異なり長期滞在と頻繁な入出国を認めるタイ長期滞在に最も適したビザです。
タイの法律で、外国人のタイ長期滞在のためにタイランドエリートメンバーだけに認められたタイランドエリートビザは他のビザとは異なる大きな特徴を持っています。
15年間のタイ長期滞在ビザ=タイランドエリートビザ
タイランドエリートビザは、5年マルチプルビザです。
5年メンバーには1回、10年メンバーには2回、20年メンバーには4回発給されます。
20年メンバーは最長20年のタイ長期滞在を実現できます。
2毎回入国のたびに1年間の滞在許可が出ます
入国審査では入国スタンプが押されますが、そこに書き込まれる滞在許可は1年間です。
1年後にタイを出国できない場合は、手続きを取ればそのまま滞在の延長も可能です。
3タイランドエリートビザで最長20年のタイ居住も可能です
1年後にタイに続けて滞在したい場合、手続きをすればもう一年の滞在もできます。
前述のように、20年メンバーは20年間のタイ移住も可能となります。
490日レポートも代行
タイに長期滞在する全ての外国人には90日ごとに入国管理事務所への90日レポートの提出義務があります。
タイランドエリートメンバーの90日レポートは、メンバーサポートが代行いたします。
5メンバーのタイランドエリートビザ申請は簡単で無料
タイランドエリートメンバーがタイランドエリートビザを申請する場合、申請は簡単で無料です。
メンバーコンタクトセンターに「ビザ希望」とお伝えいただくだけです。
6タイランドエリートビザは受け取りも簡単
タイランドエリートビザはスワンナプーム空港での入国の際に受け取ることができます。
入国便が決まったらメンバーコンタクトセンターに電話かメールで日程と到着便の詳細を入国の5営業日以上前にご連絡ください。入国の際にお出迎えするエリートパーソナルスタッフがビザの受領もサポートいたします。
タイランドエリートビザはタイ長期居住ビザに最適なビザです
タイランドエリートビザはタイランドエリートメンバーだけに発給されるタイ長期滞在ビザです
タイランドエリートメンバーはメンバー期間に合わせて、5年マルチプルビザを取得できます。
5年メンバーは1回、10年メンバーは2回、20年メンバーは4回取得できるため、最長20年のタイ長期滞在が可能になります。
タイのビザ取得上の注意
タイのビザ申請は日本または諸外国にあるタイ国大使館に申請するか、タイ国内でイミグレーションで行います。自分の申請するビザの内容(滞在期間、資格、必要書類など)をよく確認し、目的にあったビザを申請しましょう。
よく、ビザはタイ国内で申請するほうがかんたんだ、という声を耳にします。タイ国内にはビザ申請業務を専門に行う業者も多数存在します。そうした業者では、申請書の作成などの多くの業務を代行して行ってくれるために簡単に行える場合もあります。ただし、なかには、目的外のビザを勧めたり、勝手に依頼とは違い内容のビザを取得したりする業者もあるようですので注意が必要です。
例えば、こんなケースも実際に起っています。
ケース1 目的外のビザ
タイ国内のビザ代行業者にOビザを依頼したのに、ボランティアビザを取得された。滞在に問題はなかったが、目的外のボランティアビザ取得が増えたために、ボランティアビザを取得した履歴がある人の今後のビザ取得に支障をきたす結果となった。
ケース2 不適切な説明
タイ国内のビザ代行業者にリタイアメントビザの取得を依頼した。80万バーツを銀行に預けたが、ビザ取得後に業者から80万バーツはおろして使っても問題ないと説明された。しかし、実際は、口座には一定の残金を残すことが義務付けられていることが後でわかった。
ケース3 教育ビザ
タイ国内のビザ代行業者に長期滞在のために学生ビザを勧められた。学校には通っていなかったが、入国の際にタイ語能力の簡易テストを行われ、タイ語が通じなかったために、学校に通っていないと言われ入国を拒否された。
ケース4 ビザラン
タイ国内のビザ代行業者に隣国へのビザランを勧められた。しかしビザランで多くのトラブルが発生していることを知り、その誘いには乗らなかった。